9月の木曜読書会の課題図書は、トルーマン・カポーティ『夜の樹』でした。参加者11名、レポートのみ参加7名の、計18名の方にご参加いただきました。
以下、参加者の皆様に考えていただいた作品のまとめ(総括)です。
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・おとなりのパラレルワールド
・毒あります。食あたり、中毒にご注意!
・不思議な物語
・甘くて冷たくちょっと刺激的なハッカ飴のようなお話
・ザ★ストーリーテリング!(昨今のコーチング用語ではなく英単語の方の意味で)
・まだ3編しか読んでいませんが面白い!!全部読むっ!!!
・残暑の肝試し
・人の内面にある不安や恐怖といった負の感情をえぐり出してみせる小説。
・海外文学を読みだした頃に、訳者(龍口直太郎/川本三郎)でこんなに伝わるものが違うのだと教えてくれ、川本さんのファンになるきっかけになった一冊。
・「遊園地のお菓子の包み紙」
非日常・空想の名残りを留めた無機物の、空しく寂しい懐かしさ、みたいな?
・ケインギャングの「孤独の街」って曲が思い出されました。
・カポーティってすごいんだなぁ。(初めて読んだから。このての短編は癖になる。もっと読みたいと思った。)
・現実世界とファンタジーの中間「3、5次元」
・苦しい作品だった。
・ミス・ボビットちゃんに、飼われたいニャン!!
・ロスト・ジェネレーションとビート・ジェネレーションの狭間に登場した正統派アメリカ文学の嫡子。
・ティファニーを読んでみたい。
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カポーティーの作品は不思議で創造力をかきたてられるものが多く、こういう雰囲気が大好きという方も、よく分からず不安になるという方もどちらもいらっしゃいました。会場に来れない方や遠方の方のレポートのみ参加も多く、カポーティーの根強い人気を感じました。ご参加くださった皆さま、まことにありがとうございました。
次回は10月31日(木)、『輝ける闇』開高健(新潮文庫)です。ハロウィンの夜、闇三部作の一作目について、皆で楽しく語り合いましょう。次回もたくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
【今後の開催予定】
★木曜読書会★19:00~21:00
・10/31(木)『輝ける闇』開高健(新潮文庫)
★サタデー長編読書会★13:00~15:00
・11/30(土)『羊をめぐる冒険』村上春樹
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